イワテケン・ミヤコシ01


札幌→弟子屈行きの時に
バウさんが貸してくれたザック
今回も一緒に
ほぼ一月前の5月8日に弟子屈を発ち、岩手県宮古市に向かった。

『OPEN JAPAN』
という「繋がり」がある。
「ネットワーク」という呼び方の方が理解しやすいが
あえて「繋がり」と日本語で書いておきたい。

阪神淡路大震災の時に
山田和尚(バウ)さんを筆頭に活躍した
『神戸元気村』

ボランティアという“血”が日本列島を駆け巡った、
その黎明期にたくさんのノウハウを生み出してきたグループのひとつ。
その“血”の流れの本流とでも言うのでしょうか、
『OPEN JAPAN』は、山田バウさんの活動の軸であり、願いであります。
いや“舳(へさき)”と言った方がいいのかな?

『神戸元気村』の活動に関する詳細はいのちの力をつかまえろを読んでください。
※Amazonの「今こそ読みたい本」というのに選ばれているようです。

今回は、その流れに混じらせてもらいました。

『ふるさと義援金』
今回、この取り組みをバウさんは自身の命を削って行いました。

赤十字などの募金が被災者に届くまでに
かなりの時間を要することを経験上知っていたバウさんは
議員とともにロビー活動を行い
「ふるさと寄付金」の制度を活用した
「ダイレクトな寄付」の仕組みをこしらえるためです。
何よりも一番に対応すべくは「現地の被災者の命と生活」です。
それは、災害時には「待ったなし」です。
しかし、既存の仕組みはそれをなかなか越えられません。(制度上の問題)

この記事をご覧下さい。

「被災地へ「ふるさと納税」急増中 既に09年度の90倍」(朝日新聞社)
「東日本大震災の被災地への「ふるさと納税(寄付金)」が、震災発生後に急増している。岩手、宮城、福島の3県では、震災発生後から3カ月足らずで、2009年度の年間実績額の約90倍にのぼる。話題性はあったものの浸透度は低かった制度が、震災を機に注目を集めている。」

ボクとナオミちゃん(ボクのパートナー)は、『ふるさと寄付金』という制度を使って被災した各市町村の被災者にダイレクトに迅速に義援金を送る仕組みを伝えるサイト製作に関わりました。
しかし、『ふるさと寄付金』はそれぞれの市町村でそれぞれにばらばらで煩雑な手続きが必要で、行政にも募金者にも敷居がものすごく高く感じられました。「このままでは緊急時には使えない!」とはじめは思いました。

ところが、ある日、総務省の通達が出て、その日を境に雪崩を打つように各市町村に「ふるさと寄付金の受付口座」が出来ていきました。
ふるさと寄付金専用の「振り込み先」が出来たのです!
バウさんのロビー活動が芽を出したのです。
それによって『ふるさと義援金』(寄付金をあえて義援金と呼んでいます)は、既存の募金の別の流れとなることが出来ました。

『ふるさと義援金』については下記サイトからリンクをたどってご覧下さい。
そして、次の寄付には是非『ふるさと義援金』をご検討ください。

OPEN JAPAN





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旅の話にたどり着きませんでした。
前段ですね。でも大事なステップでした。
動いているようで、まったく動けないボクの1シーンです。

その後、バウさんの代理で『三陸鉄道復旧支援プロジェクト』の提案をしに岩手県宮古市に向かうことになります。

続きはまた明日。(たぶん)

ありがとうございます。


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