『川づくりを学ぶ』山脇正俊さん講演会



スイス連邦工科大学・チューリッヒ州立総合大学講師もさ れている山脇正俊さん(スイス近自然学研究所代表)を迎えて、弟子屈町でフィールドワークと講演会が行われました。

「人間の豊かさ」と「環境」を両立させる『近自然学』の第一人者です。
http://web.mac.com/masatoshiyamawaki/homepage/kinshizen-jp.html


1日目は、市街地を流れる川を一緒に観て歩く。
その夜には、公民館で、開発局、弟子屈町役場、そして町外からの70名を超える参加者が集まった「近自然学」の講演会。

時代の変革期にあって、機能しなくなった沢山の事象を、どのようにチェンジしていけばいいのか。そのためのアイデア満載のお話でした。

「ランドシフト」というドイツ語は、日本では「景観」と翻訳されていますが、実際の意味は「五感+心」が気持ちいいことを指すそうです。この直感は、個人差を越えた世界共通のものであり、それはつまり「生きやすさ」「生存に対する危機の少なさ」の指標といえるものだそうです。つまり人間の生存本能が「気持ちよさ」を求めるのだそうです。

川づくりに限らず、これからの時代に向けての素敵なアイデアがいっぱいの講演会でした。
ビデオを撮りましたので、たくさんの方に紹介できたらと思います。

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